何かを決めるとき、あなたは自分で選びたいですか?人に選んでもらいたいですか?
優柔不断で自分で決めるのは嫌って人もいるとは思いますが(笑)
基本的に人は自分で決めたいと思うものです。
親に決められたレールの上を歩くのは楽かもしれませんが、
反発心を感じることも多いですよね。
例えば、学業が振るわず部活を辞めるかの選択を迫られる場面があったとします。
部活に行っていたら塾に行くのは難しい時間。
この状態で
「部活を辞めるか、塾に行って成績あげるかどちらかにしなさい。」
と言われたとします。でも、これって実は選びようがないんですよね。
「じゃあ部活辞めるしかないじゃん。」
そうなってしまいます。
すると、自分で選択するよう促していながら、実際には結論が決まっているんです。
では、どんな選択肢を出すべきなのか?
まず、第一段階としては
「このまま成績があがらないのであれば部活を辞めざるを得ない。
この先、どうにかして成績をあげなければいけないけどどうしたら良いと思う?」
などと、自分で考える質問をし、解決案を考えていきます。
ここで、相手が自分で考えて答えを出すことが大切です。
そのために、答えの幅を狭めていきます。
「では、どれか1教科だけでもテストの点数をあげよう。どの強化が良い?」
ここで、どれでもよければこの質問でも良いと思いますが、
「では、苦手強化の中から1教科だけでもテストの点数をあげよう。どの強化が良い?」
このように、選択肢を狭めて質問をすることで答えの幅を狭めることができます。
そして、何点あげるのか?というところでも選択肢を狭めることができます。
人は自分がした約束を破ることを嫌う性質があるので、
自分がした約束を守るために努力をします。
そして、自分が約束したことを守れなかった場合は
人に決められたことを守れなかった場合よりショックが大きくなります。
ここでまた別の選択をさせていくのです。
あ、悪用は厳禁ですよ。
これらの会話を進めるなかで、相手のタイプに合わせた言葉がけも有用。
相手に響く言葉がけは、あらゆるところで活用することができますよ。
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